「『一粒』大地の恵みを感じ 一粒米のいのちを頂く」アテンドたちが語る見どころとは? 後編
昨年好評を博したプログラム「『一粒』大地の恵みを感じ一粒米のいのちを
頂く」が神宮外苑のダイアログ・イン・ザ・ダーク「内なる美、ととのう暗闇」にて開催されます。9月16日からの幕開けに向けて研修に励むアテンドスタッフ達に、今回のプログラムの見どころを聞いてみました。
前編に続き、後半でもアテンドスタッフのせとせっと、バリ・ジョニー、あっけちゃん、しらしょー、ノージー、あっこが語ってくれています。
前編はこちらから
アテンドの皆さんがお客様に『一粒』を味わってもらう上で、大切にしていることは何ですか?
せとせっと:
日々アテンド達はこのプログラムのコンテンツ1つ1つの意味を咀嚼して、『一粒』のストーリーは何だろうか、根幹は何だろうかということを大切にしているわけです。
ノージー:
研修が始まってから、暗闇の中での体験と、”いのち”のストーリーをどうやって繋げたらいいかわからなかった。でもアテンド達との会話から、自分の経験を振り返ることがあって、僕は実家が農家だったので、祖父母との思い出を思い出して、毎日農作業をした祖父母や父が家でこうしていたなあと、リアルに感じてスーっと自分の中に落ちてきたんですよ。いのちを作る人たちの足を労わるということが、よくわかったんです。だから僕の場合は”いたわる”とか、”ねぎらう”ということを大切にしていますね。
今回の『一粒』はどんな方にお勧めしたいですか?
ノージー:
リラックスしに来てほしい。仕事にことさら疲れてしまって、1回自分を大変な時間から切り離したいというお客様がおられたんですが、とっても癒されて帰っていかれたんです。竹芝の暗闇と違って、”癒し”が感じられるのがこちら(神宮外苑)のダークなんじゃないかな。
しらしょー:
竹芝のダークを体験してくださった方に神宮の事をご紹介するときに、「裸足でご体験頂けるんですよ。」というと、みんな目がキラキラ!!として行きたい!って言ってくれるんです。より感覚的に楽しんでいただけたり、より文化的に楽しめる部分もある気がする。デジタルデトックスとかって言葉があるけれど、より忙しなくなっている日々の生活から離れて、ゆったりした時間を過ごしていただける場所になっていると思う。
せとせっと:
ここにきて、不思議だなと思うことがあるんです。
それはね、男性同士で2人で来てくれるお客さんが多いんです。それはもしかすると、友達や同僚、知り合い、もしくはそれ以上の関係性もあり得そうな、大切な人と来ているんだろうなというお客様が多くいらっしゃるんです。もちろんどんな関係かなんて聞けないんだけれども、それはここになんの魅力があってなんだろう、と聞いてみたくなるんです。
あっけちゃん:
確かに同じように感じたことがある。竹芝はお友達同士とか、会社の同僚とか、家族とか、チームワークやつながりを求めてきてくれる人が多いけど、こっち(神宮外苑)のダークは自分としっとり向き合いたいような人が多いのかな。そういう感想が非常に多い気がするなあ。
昨年『一粒』を体験してから、おひつを買って、おうちでも真っ暗闇の中でご家族とともにお米をじっくり味わってくださったお客様もいるとか。
ぜひ神宮外苑にて、暗闇の中で一粒のお米を味わいながら、私たちが日ごろ忘れがちな「いただきます」と「ごちそうさま」の本来の意味を思い出してみませんか。