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ダイアログ・イン・ザ・ダーク:アテンドスクール卒業生にインタビュー!(ノージー編)

2022年のダイアログ・アテンドスクール(ダークコース)を卒業し、現在はアテンドとして、毎日たくさんのお客様を暗闇の世界へとご案内しているノージー。天職に思える、というアテンドの仕事との出会いについて話してくれました。


〜自分だからこそできる仕事を突き詰めたい〜

パソコンで「ラストマン」をみているみさきちゃんとノージー
TBS系日曜劇場「ラストマンー全盲の捜査官ー」とのコラボイベントでデビューしたふたり。

DIDのことは知っていましたか?
15〜6年前に、ダイアログのアテンドが地元の福島に講演に来られたんですが、それを聞きに行ってダイアログに興味を持ちました。

なぜアテンドスクールを受講しようと思いましたか?
視覚障害の自分だからこそ、自分だからこそできることがやりたかったんです。ずっとそういう仕事を探していたし、自分だからできる仕事を突き詰めたいという気持ちもありました。去年の8月頃にアテンドの募集をしていないかなと、ふと思い立ってHPを見たらちょうどアテンドスクールの募集を見つけたんです。その締め切りが8月末だったので、迷わず申し込みました!

アテンドスクールに参加した感想を教えてください。
アテンド達がみんな個性豊かでユーモアがあってすごく楽しかったし、アテンドの仕事に対してより興味が湧きました。特に記憶に残っているのは、お客さん役やアテンド役をテーマに合わせてやってみるという時間。例えば「幼稚園児」がテーマのときは、みんな本当の子どもみたいにギャーギャー騒いで。先輩のアテンド達はアテンド役のスクール生からボールを奪ったりなんかして、本当に子どもの役になりきってるんですよね。その全力さがアテンドの魅力だと思いました。

スクール生がお客さん役だったんですけれど、アテンドとして小さいユニットを回してみるという機会もありました。その時に、お客さんと一体になる感覚の面白さや、対話をする楽しさを体験してみて、自分もアテンドになりたい、絶対なる!という強い気持ちに変わっていきました。自分は人が好きだから、この仕事向いてるなということにも気がつくことができたし。でもそれは、実体験ができたからこそですよね。

ラストマンのポスターの前でポーズをとるアテンドのぐっち、めいちゃん、みさきちゃん、ノージー
仲間が集まると、いつも笑いが絶えません!

アテンドとして働いてみてどうですか?
大変なこともあるけれど、楽しいって思いながら仕事をしています。アテンドになってから、本当に毎日が充実してて濃いから、時間が進むのがすごくゆっくりに感じるんですよ。小学生の時のような時間の流れっていうのかな?以前事務の仕事をしていたときは、時間が飛ぶように過ぎていっていたのに!40を過ぎて、ゆっくり濃密な時間を味わえるようになるとは思っていませんでした。本当にアテンドの仕事が好きなんだな〜。脚色してないですよ!4月から働き始めたんですけど、まだ9月なんだなって思う。みんなは、「もう9月!」って言うでしょ?でも僕は、もっと長い時間を過ごしていると感じる。それだけ充実しているんですよね。

アテンドスクールで一緒に学んだ仲間と、一緒にデビューできて、今はアテンドとして助け合い、切磋琢磨していけるのは、本当に素敵だな、いい出会いだなと思います。みんなとはお誕生会をしたり、ご飯に行ったりもしてて。いい仲間ができたのもダイアログのおかげ。もう一回学生、小学生に戻った感じかな!大人になってそんなに楽しいと思える時間を持てるってい良いことですよね。それって本当に幸せ。それが僕のアテンドにも反映されているのかもしれません。


ノージーのように、人が好きだなという方や、遊び心を持っている方、是非アテンドスクールに参加してみませんか?ご応募お待ちしています!
詳細はHPをご覧ください。


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